2021年11月27日月曜日。
朝起きて悲しいニュースが飛び込んできました。
OFF-WHITEの創設者であり、ルイ・ヴィトンのメンズコレクションのアーティスティック・ディレクターであるヴァージル・アブロー氏(Virgil Abloh)が亡くなられたとのこと。
2年ほど前から進行性のがんに侵され、闘病生活を送っていたそうです。
この事実すら知りませんでしたが、41歳という若さでこの世を去ることになるとは・・・。
アブロー氏は1980年9月30日、イリノイ州のロックフォードでガーナ出身の両親のもとに生まれました。
ウィスコンシン・マディソン大学で土木工学を学んだ後、イリノイ工科大学で建築の修士号を取得。
22歳でラッパーであるカニエ・ウエストのクリエイティブ・ディレクターを務めた後、2012年に自身のブランド、パイレックス・ヴィジョン(Pyrex Vision)を立ち上げました。
2013年に、ミランを拠点としたハイエンドのストリートブランド、OFF-WHITE(オフホワイト)を創設。
特徴的なロゴの入ったアイテムが若者の間で一躍人気となりました。
ラグジュアリーブランドだけに限らず、NIKEやCONVERSE、TIMBERLAND、IKEA、エビアンなどのコラボレーション商品を手がけたほか、ニューヨーク・シティ・バレエ団の衣装や、女子テニスのセリーナ・ウィリアムズ選手のユニフォームをデザインするなど、幅広い分野で活躍されていました。
アブロー氏はマイアミで2022年春夏コレクションを発表する予定の直前だったそうです。
もちろん新作のお披露目も予定していたのだとか。
イベントの開催の可否については今のところまだ明らかにはされていません。
すでに世界各国からの著名人からも悲しみの声が届いていますが、未だにこのニュースが現実であることを受け止められません。
心よりご冥福をお祈り申し上げます。