関税って結局いくらかかるの?
海外でのスニーカーやアパレルを購入したときに必要になってくる関税。
StockXでの買い物や、END.、Size?などで抽選で見事当選したはいいものの、毎回関税の請求書がいくら送られてくるのかヒヤヒヤしています・・・!
今回はその関税についてまとめてみました。
関税の計算も大まかに前もってできるようになるので、「いくら請求が来るのか不安!」なんてこともなくなりますよ!
そもそも関税とは?
ものすごく簡単に言えば、「外国から購入した商品にかかる税金のこと」です。
当然ながら税金ですので、国としての収入となります。
外国から安い商品ばかり入ってきてしまうと、日本で作ったものが売れなくなってしまいますよね。
それを防ぐために、商品ごとに税率を決めて自国で生産したものの流通を確保しようとしているわけなのです。
スニーカーの税率は?
個人輸入の場合は、基本的には「商品価格の60%の金額に対して課税」となります。
ただし、国際送料を含む商品金額の合計が16,666円以下の場合は免税となり、関税や消費税は不要。
上にも述べた通り、関税は「もの」ごとに非常に細かく決められています。
中でも靴は関税を免除しない物品に指定されており、特に革を使った靴(革製品全般)は、関税がとんでもなく高いです。
その関税額が
1足につき4,300円もしくは購入金額の0.6掛けの30%のどちらか高い方
と決められています。
例えば
30,000円で革靴を購入した場合:
購入金額30,000x0.6=18,000円 これが課税対象
12,000円x30%=5,400円 これが関税
となります。
この場合は4,300円よりも高いので、5,400円が課税されるということですね。
最低でも4,300円はかかってくる計算です。
た、高い・・・。
スニーカーの場合、ジョーダンにしてもダンクにしてもエアフォース1にしても、スエード・レザーを使用しているものが大半なので、普通に考えればこの額が適用されます。
なのですが。
スニーカーの場合はいろいろ調べてみましたが
いまいちよくわかりません。
ですが、だいたいこれくらい、というのはわかりました。
それが
商品価格(送料、手数料その他諸経費は除く)の0.6掛けの30%
ですね。
要するに購入価格の18%となります。
個人輸入で個人的使用の場合には、16,666円以下であれば関税はかからないようです。
現に私も過去2回ほどSTOCK Xで購入した際に、どちらも16,666円以下でしたので、関税の請求はありませんでした。
※この時は円表記にできるのを知らなかったので、ドル表記のまま・・・www
どちらも16,666円以下なので、関税の請求はなし。
(2021年5月19日 追記)
昨日、ちょうどSTOCK Xから届きました!
こちらも関税はなし!
やはり16,666円以下は関税はかからないようです。
海外からスニーカーを買った際の関税 まとめ
以上、海外からスニーカーを買った場合の関税についてまとめてみました。
基本的には商品価格が16,666円以下であれば関税はかからず、それ以上であれば商品価格の18%という結果でした。
実際の請求額はこの計算方法から若干の誤差もあるので、結局のところは通関士のさじ加減しだい、といったところですね。
少額なので見逃される場合の方が多いのかな?といった気はします。
関税はかかるのが前提、請求なければラッキー、くらいに考えておきましょう。
どうしても前もって知りたい!という方は税関やDHL、FedEXなどの配送業者に連絡してみてください!
これで海外でのネットショッピングも怖くない!
それでは皆さん、素敵なスニーカーライフを!