加水分解はこれで防げ!お気に入りスニーカーを守る4つの対策!

SNEAKER

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「そういえば2年くらい前に買ったスニーカーどこに入れたかな?

たしか押し入れに…がさごそがさごそ…

あった!久しぶりに見たけどけっこうイケてんじゃん!たまには履いてやるか!

ん?ソールが剥がれて…ってボロボロじゃん!

こんな経験したことがある方も多いのでは?

そうです、加水分解。スニーカー好きには必ずつきものの難敵ですよね。

この加水分解からスニーカーを守る方法はないのでしょうか?

今回はあえて先にその解決策を言っておきます。

とにかく履け。

実はこれに尽きます。

どういうことなのか?

この記事ではそんな加水分解について、原因と対策をまとめてみました。

これを読んで対策しておけばもう加水分解なんか怖くない!

そもそも加水分解とは?

スニーカーヘッズたちなら誰もが恐れる加水分解。

この厄介な加水分解の正体とはいったい何なのでしょうか?

そもそも加水分解とは、化学物質と水が反応して分解を起こす現象のこと。スニーカーのソールには、水分に弱い性質を持つポリウレタンやEVA(エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂)が使われており、それらの化合物質が、空気中の水分を吸収しすぎると、加水分解を起こし、ソールがボロボロになってしまう。

特に機能性を求めたハイテクスニーカーは、軽量でクッション性が高いEVAが使われている場合が多いです。EVAはソールが水分を吸収しやすいので、ハイテクスニーカーは加水分解が起こる可能性が高いと言えます。

スニーカーの寿命は保存状態によっては3~5年ほど、よほど保存状態がよくない以外は約5年で劣化が始まると考えて良いと思います。

たとえ履いていない新品のスニーカーであったとしても、それは「履き始めた時」ではなく、「製造された時」であるため、新品か使用済みかは関係ありません。

加水分解を防ぐには!

正直言って完全に加水分解を防ぐ方法はありません…。

我々が住んでいる日本という国は世界でもまれに見る「高温多湿」の国。

ポリウレタンの加水分解を防ぐためには、湿気の少ない場所で保管する必要があり、高温多湿な日本の夏を無事に過ごすのは極めて難しいんだそう。

本場・アメリカでは乾燥した気候のために、デッドストックシューズでも無事なものが多かったりしますが、これも日本に持ってきた時点で寿命が大幅に縮んでしまいます。

とはいえ「完全に」防ぐことは無理でも、この劣化の進行を「遅らせる」ことはできます!

ズバリ履き続けろ!

多くの場合、加水分解が起こってしまうスニーカーというのは履かないで置いていたものがほとんどです。

通常スニーカーのソールは、履いたときにソールに含まれた水分を外に押し出すことができるのですが、長年履かずに保存しているスニーカーは、ひたすら水分を吸収し続けているスポンジのような状態。

そのため冒頭でも書いたように、久しぶりに履いた瞬間にソールと水分が化学反応を起こしてボロっと壊れてしまうのです!

せっかくGETしたものの、「履くのがもったいない…!」という気持ちも分かりますが、どうせならとことん履いてやりましょう!

ローテーションでうまく回していけば、お気に入りのスニーカーたちも長く楽しめることができます!

シューキーパーを上手く使え!

シューキーパーとはスニーカーや革靴を収納する時に変形してしまわないように、靴の形を維持するための靴の内側に入れる器具のこと。

このシューキーパーですが、プラスチック製ではなく木製を選ぶことがポイント。

木製のシューキーパーであれば、形を維持するためだけでなく、木が水分を吸ってくれるのでスニーカーを長持ちさせる効果も期待できます!

そこまで高価なシューキーパーでなくても十分に効果を発揮するそうなので、是非とも取り入れてみてください!

空気中の水分に触れさせるな!

先にも述べました高温多湿の日本ではなかなか難しいのが現状ではありますが、保管の時に少しの手間で劇的に寿命を延ばすことはできます!

用意するのはスニーカー用の真空パックなどの口を閉められる袋とシリカゲルなどの乾燥剤のみ。

スニーカーを袋の中に入れてその中に乾燥剤を入れてください。

その時に乾燥剤をアッパーなどに乗せたままにしておくと黄ばみ等の原因にもなるため、乾燥剤は必ずソールの下に入れるようにしましょう。

その後、十分に空気を抜いたら口をしっかり閉じてやれば完成!

加水分解はもちろんのこと、外気をしっかりとシャットアウトし、タバコや生活臭などの匂い、色移りなども防ぐことができます!

シリカゲルはお菓子用の乾燥剤でも十分に効果があります。

できれば定期的に交換するようにしましょう。

こまめにお手入れを!

一度履いたスニーカーは汚れの付着を防ぐために、シューブラシで磨くことが大切です!

先にご紹介した通り、スニーカーの敵は水分なので水で濡らしてゴシゴシと洗ってしまうのは当然NG。

どうしても汚れてしまった場合は、アルコール成分を含んだウェットティッシュなどで拭いてください。

アルコールは水分よりも蒸発するのが早く、スニーカーの素材への負担もかなり少ないことが理由です。

また、こちらのJASON MARKKであれば、最低限の水分で驚くほどスニーカーがぴかぴかに!

そして何よりも大事なのが防水スプレー!

最近のスニーカーはいろんな種類の素材を組み合わせたものも多く、その素材ごとにお手入れを変えて行なうことはほぼ不可能です。

ですが、防水スプレーであれば2週間に1回程度まんべんなく全体に吹きかけるだけで大丈夫。

これをしておくだけでも1年以上はキレイな状態で履き続けることが可能になります!

なかでもおすすめはこちらのCrep!

バンバン汚れ・水分をはじいてくれます。

ただし、防水スプレーを行なう時は必ず屋外で使用してください!

万が一吸い込んでしまうと肺の中で防水の膜ができてしまい、呼吸困難に陥る可能性もあります!

くれぐれも商品説明をお読みの上、正しい使用方法でお使いください!

加水分解したら復活する?

ではもし万が一、大事なスニーカーが加水分解を起こしてしまった場合、何とかして復活させる方法はあるのでしょうか?

履かなかった貴様が悪い

と心の奥底で思ってしまっているのをグッとこらえて、お困りのあなたのために修復する方法を調べてみました。

・修理方法

靴用ボンドで

市販されている靴用のボンドで自力で修復を行う方法です。

安くすませることができますが、慣れてないと二度と復活することのない悲惨な状況になることも否定はできません。

最近のボンドはとてもクオリティが高いので、満足のいく結果になるとは思います。

専門店で

調べてみるとやはり多くの専門店で修理をされているようです。

料金も5,000~15,000円ほどが相場で、思ったほど高くはありませんでした。

ですが、この値段払うのであれば新しい1足買えちゃいますからね…。

よほどお気に入りのスニーカーであれば話は別ですが。

ただし、スニーカー専門店でないと全くの元通り、というのは難しいかもしれません…!

少し前に話題になった、どこかの国の「壁画修復の問題」並みの事件が起こることも…。

全く違うものになって返ってくることも可能性としては考えられるのでそのあたりは要注意!

ちなみに1980年代に購入し、加水分解でボロボロになったエアジョーダン4を新品同様に復活させる、という猛者もいらっしゃいました!

さすがにここまではプロでも厳しいとは思いますが…。

もしチャレンジされてこのレベルの完成度までいけた方はぜひご一報ください!

スニーカーの加水分解 原因と対策 まとめ

以上、スニーカーの天敵、加水分解についてまとめてみました。

加水分解を起こしたくないなら、

もったいぶらずにとにかく履け。ってことですね。

大事なことなので、最初と最後に2回も言ってみました。

最後の方が強めに。

せっかくGETしたスニーカーですから、汚すのがもったいない気持ちも分かりますが防水スプレーなどで対策しておけばある程度の汚れから守ることもできます!

ということで加水分解を起こさないようにしっかり対策をして、スニーカーライフを楽しみましょう!

それでは皆さん、素敵なスニーカーライフを!

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